【諦めない】必ずリバウンドしてしまうダイエット法5つとその回避法を解説【継続こそ命】

ダイエットでリバウンドはなぜ起きる？

ダイエットをしていると必ずリバウンドという壁にぶち当たります。

ここを乗り越えることで真の成功にたどり着くことができるのですが、そもそもリバウンドがなぜ起きてしまうのかを整理してみましょう。

原因を理解することができればリバウンドはもう怖くありませんよ。

ダイエットとホメオスタシス

まずリバウンドの原因となるのはホメオスタシス（恒常性の維持）という生体機能です。

ダイエットって体重を減らすためにするわけだから、カロリー制限や運動をやりますよね。

摂取するエネルギー量を減らすか、使うエネルギー量を増やすかってことです。

そうするといつもより食べないからエネルギー不足になったり、エネルギー使い過ぎて不足したりってことが起きるんです。

体はこの不足分のエネルギーを脂肪組織から使うんです。

これが脂肪燃焼の流れですね。

しかし身体というのは自分が思ってる以上に反応を起こすんです。

カンタンに説明するとこんな感じになります。

こんな反応をするんです。

ダイエットだからサラダしか食べないとかスープしか飲まないとかしている人が急に痩せたけど、その後一気に太っちゃったなんて話、よく聞くと思います。

これはホメオスタシス（恒常性の維持）というごく当たり前に行われている生体反応が原因なんです。

ホメオスタシスは体重だけじゃなく、血圧や血液の濃度、体内の水分量、体温など全てにおいて一定の値を保とうとします。

ちなみに体温を一度あげると免疫力が30％あがるとか言いますけど、あれ根拠ないですからね。

科学的根拠ないけど、謎理論が独り歩きしてるんですね。

不思議ですねｗ

話が脱線してしまいました。

僕は常々ダイエットは長期戦ですよと言っているのはこのホメオスタシスがあるからです。

短期間で一気に痩せても体はそれを異常事態ととらえてしまい、反動でダイエット前よりも体重が増えてしまうことも。

長期的な目線でダイエットをすることは体に「この痩せ方はなにもおかしいことじゃないんだよ」と、じっくりわからせていく過程でもあるんです。

リバウンドを起こしてしまう5つのダイエット法

リバウンドを起こす原因、ホメオスタシスという機能が働いてしまうようなダイエットは5つあります。

それぞれ解説していきます！

リバウンドダイエット①過度なカロリー制限

過度なカロリー制限はダイエット失敗の王道みたいなもので、自ら飢餓状態を作り出すやり方です。

エネルギー不足になると体は生命維持のため節約モードに入ってしまいます。

この節約モードというのは基礎代謝を下げてエネルギーを極力使わないようにしている状態です。

体重は確かに落ちますが筋肉量も落ちてしまうため、とても不健康な痩せ方をしてしまいます。

目標値まで体重が落ちた後、再び食事量を戻していくと体はエネルギーを蓄えようとして脂肪を増やしてしまいます。

結果、体重が急速に増加してしまいダイエット前よりも増えてしまうこともあるってワケです。

リバウンドダイエット②栄養バランスの悪い食事ダイエット

カロリー制限と同じく栄養バランスの悪い食事を続けるとリバウンドしてしまう可能性が高くなります。

必要な栄養がきちんと摂取できていないと体調が悪化するだけでなく病気のリスクも高まります。

体重が落ちた後で食事量を戻した時、体は栄養を蓄えようとして、より強い食欲がでてしまうこともあります。

リバウンドダイエット③筋肉をいたわらない

カロリー制限、栄養バランスの崩壊は筋肉の減少を引き起こします。

筋肉は一度落ちてしまうとなかなか増やすことはできません。（特に40代以降は！）

筋肉が多ければ基礎代謝が高くなり、常に使われるエネルギーも大きくなります。

しかし間違ったダイエットで筋肉量が減ってしまうと代謝量も落ちるので、カロリー量が少なくても体重が増えやすい状態になってしまいます。

40代以降は本当に筋肉の現象が著しいです。

今まで当たり前にできていたことがだんだん難しくなってきたりするのは筋肉の衰えが原因のことも多々あります。

40代以降できちんと健康的に痩せていきたいなら筋肉を労るようにしてあげてください。

リバウンドダイエット④ストレス溜めまくり

これはホメオスタシスとは関係ありませんが、ストレスもリバウンドの原因になります。

食べたいものを食べられないというストレスは確実に精神をむしばんでいきます。

いざダイエット期間が終わるとその波は一気に押し寄せてきます。

ストレスの解消にはこの波に身を任せて解放感に浸ることが一番！

なんですが、そうすると一気に体重がまた戻ってしまうという罠…。

ダイエットは３歩進んで２歩下がるというペースが一番いいのかもしれません。

短期間で痩せようとして自分を追い込むことはせず、1年2年という長い目でダイエットを考え、定期的にしっかりストレスは発散させていきましょう。

リバウンドダイエット⑤水抜き

これはダイエットというよりアスリートの減量という方が正しいです。

飲まず食わずのきついダイエットやハードな運動をしていると簡単に体重は落ちていきます。

体内の水分は脂肪よりも簡単に体外へ出ていきますからね。

しかし逆にダイエットが終わって水分を多く含む食事なんかを摂るとあっという間に体重は増えていきます。

これは乾いたスポンジに水がよく染み込んでいくようなものです。

一気に痩せるが一気に戻る。

これは健康的とは言えませんし、一般人には非常に過酷なものです。

やめておきましょう（笑）

リバウンドを防ぐ方法

先述した通り、リバウンドはホメオスタシス（恒常性の維持）という機能が働くことで起きてしまいます。

ということは逆に言えばその機能が働かない、身体がその体重の落ち方は不自然ではないと感じるくらいゆっくりで無理のないダイエットならリバウンドは起きないわけです。

リバウンドを防ぐために意識すべきポイントは？？？

何度も言いますが長期的な視野を持つことが大切なんです。

ダイエットが一時的な手段ではなく今後の自分の人生を美しく楽しいものにするためのものと考えていきましょう。

健康的な生活習慣を続けること、つまり持続的な食事制御や運動習慣はリバウンドを防ぐだけじゃなく、高齢になった自分に「動ける自分」という体をプレゼントすることにも繋がるんです。

年取ってあちこち痛くて動けない、食べたいものも食べられないなんてできたら避けたいですよね？

リバウンドしてしまったらするべきこと

リバウンドをしてしまったらどうするか。

しょげてもうやめたって諦めるのか、それともせっかくがんばったんだからもう少しがんばってみるのか。

リバウンドしたって諦める必要は全然ありません。

それまでにきちんと体重は落ちていたってことだし、あなたの体はきちんと変われるってことなんです。

自信を持ちましょう！

リバウンドしてしまったらやるべきことが4つあります。

自己評価を見直し客観的に評価する

リバウンドは挫折ですが、あくまでも一時的なものです。

やってきたことを否定せずポジティブな視点で自己評価を見直しましょう。

なにが良くてなにがだめだったのか。

これらをしっかり判断するためにダイエット日記をつけておくことをオススメします！

ダイエット日記に関してはこちらの記事を参考になさってみてください。

ダイエットを失敗してきた人が日記をつけるべき理由【書くべきことも解説します】ダイエット日記は長期的なダイエットの成功率をあげるのに役立ちます。継続することが難しいダイエットでは細かい数字を見てわかるように書き残しておくことが大事！今回はダイエット日記のメリットを解説していきます。...

成功や成長の過程には逆風やミスがつきもの！

リバウンドを経験したからこそ、新たな学びや成長の機会が得られるかもしれませんよ。

目標の再設定と計画の立て直し

リバウンド後に目標を再設定し、新たな計画を立てましょう。

失敗から学んだ教訓を生かして、より具体的で実現可能な目標を設定し、行動計画を立てることが重要です！

小さなステップから始めて徐々に進んでいくことで、自信を取り戻せます。

サポートを求める

リバウンドしたら家族や友人、専門家などのサポートを求めることもアリ！

自分ひとりで抱え込まずに支えてくれる人々に話を聞いてもらったり、アドバイスを受けたりすることで、気持ちの整理や新しいダイエット計画が作りやすくなるはずです。

ポジティブな自己ケア

リバウンド後は自己ケアに重点を置きましょう。

良質な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理など、自分自身を大切にすることが重要です。

また、リラックス法やメンタルヘルスの維持に役立つ活動（例：瞑想、ヨガ、読書、趣味）に時間を割くこともおすすめです。

リバウンドは一時的な挫折ですが、自分自身を励まし、前向きな姿勢を持つことで再び取り戻すことができます。

忍耐と根気を持って、新たなスタートを切りましょう。

まとめ