前回の記事【注意!】食べてすぐ寝ると太るは本当です【解説します】の続きとなります。
まだ読んでない方はぜひこちらも読んでね!
昼寝が痩せる2つの理由
昼寝をすると痩せるというのは理由が2つあって、1つはノルアドレナリンというホルモンが関係しているから。
もう1つはストレスが解消されるからです。
昼寝とノルアドレナリン
ノルアドレナリンは三大神経伝達物質(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン)の一つで、脂肪の代謝を促進させます。
その理由はノルアドレナリンが褐色脂肪細胞と結合することでエネルギーを消費するからです。(説明かなり端折っていますので詳しく知りたい方はググってください汗)
少し極端ですが例えるなら石油ストーブみたいなものです。
灯油がノルアドレナリン
ストーブ本体が褐色脂肪細胞
ノルアドレナリン(灯油)が適度にないと褐色脂肪細胞(石油ストーブ)がちゃんと働かないって感じで、つまりそれが太りやすい体質の人ってことです。
※最近の研究では肥満体質の人は褐色脂肪細胞がうまく機能できないことが原因ではないかと言われています。
ノルアドレナリンがきちんと分泌されて褐色脂肪細胞が脂肪を燃焼させる流れはこうです。
ノルアドレナリンと結合して褐色脂肪細胞が熱を作り始める
⇩
体温が温まる
⇩
血流アップ
⇩
基礎代謝量アップ
⇩
脂肪燃焼しやすくなる!!
昼食後に昼寝をするとこのノルアドレナリンの分泌が増えて痩せやすくなると言わています。
ちなみにノルアドレナリンはストレスを感知することで分泌され、血圧の上昇や興奮・緊張状態にさせる役割を持っています。
適度に分泌されると脳が覚醒し、集中力アップや記憶力アップなどの効果があります。
しかし過剰に分泌されるとイライラや不安が強くなり、人によってはパニック症候群になることも。
昼寝はストレス解消効果が3倍
昼寝は夜の睡眠の3倍の効果があるそうです。
その中でもストレス解消はダイエットにめちゃくちゃ重要!
それはストレスが溜まると太りやすくなるからなんです。
ストレスを受けると脳は体を守るためにコルチゾールというホルモンを分泌します。
これはストレスホルモンと呼ばれ、適度な量なら問題ないのですが、長期間ストレスが続いたりして過剰になると大量のインスリンを分泌してしまいます。
インスリンは余ったエネルギーを脂肪に変えて溜めこもうとする働きがあるんです。
だからストレス過多の人は太りやすくなってしまうってワケ。
で、話は戻りますがそこでお昼寝が良いって話になるんです。
お昼寝はストレス解消にとても良いのでコルチゾールの過剰な分泌を防ぐことができますし、適度な休息をすることで脳がリフレッシュするのでおやつの暴飲暴食を防ぐことにもなります。
昼寝ダイエットの効果を爆上げする方法3つ
ただ昼寝をすればいいってわけじゃなくて、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。
・昼食は腹8分目
・寝すぎない
・おやつタイムに寝ない
この3つです。
それぞれ解説します。
①昼食のメニュー
おなかが空いていっぱい食べたいお昼ご飯。
楽しい昼食も昼寝ダイエットするなら量に気をつけなくちゃいけません。
満腹まで食べてしまうとやはり太る可能性が高くなります。
腹8分目で止めるのが難しいという方はサラダを最初に食べるようにすると良いですよ。
②昼寝の時間
いくら昼寝が良いと言っても1時間も2時間も寝たら夜に寝れなくなってしまいます。
昼寝は15分から20分がベスト!
※30分以上寝ると深い睡眠へ入っていくため
またそのためには起きやすい姿勢、環境でいることが大事!
布団に入って部屋を暗くしてしまうとガッツリ寝てしまうので、ソファーやカーペットで寝ることが望ましいです。
③昼寝のタイミング
昼寝は午後2時から4時にするのは厳禁!
この時間帯は自然に眠くなる時間帯で寝やすいのですが深く寝てしまう危険性も。
この時間よりも前(正午から午後2時くらい)の時間帯に昼寝をした方がスッキリ目覚めることができて、しかも脳のリフレッシュもより高いそうですよ。
まとめ
・昼寝はダイエットに役立つ!
・昼寝は脂肪燃焼しやすくする!
・昼寝ダイエットは昼食メニュー、時間、タイミングが重要!