咀嚼とは
咀嚼とは噛んで食べ物を細かくしたりすりつぶしたりすること。
よく噛んで食べるとなぜ痩せる?
この答えは「時間」が関係しています。
食べ始めてから脳の視床下部にある満腹中枢へ刺激が届くのに約20分かかると言われています。
よく噛んで食べると食事の時間が長くなり、食べすぎる前に満腹中枢がしっかり刺激されるので過食を防ぐことになるんです。
太る原因の9割は食べすぎであり、ダイエットの9割は食事がカギとなります。
早食いが良くないのは胃腸へ負担がかかりすぎるだけじゃなく、胃袋のキャパを大幅に超えて食べてしまう可能性が高いからです。
ちなみにフードファイターとか大食い自慢の人でも痩せてる人がいますが、彼らはかなり特殊なので参考にしないでくださいね汗
しっかり噛むことで得られるその他のメリット
小顔効果
咀嚼という運動はあご周りにある咀嚼筋(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋)を使います。
ここが衰えると目元のたるみや二重あご、フェイスラインのもたつき感に繋がります。
噛む回数を増やすことで咀嚼筋が鍛えられ、筋肉に張りが蘇り引き締まります。
するとフェイスラインが引き締まり、ほうれい線が薄くなったり二重あごが解消されたりと良いことづくめ!!
胃腸の負担軽減
しっかり噛むことで食べ物が吸収されやすい状態で腸へ届くことになります。
そうすると体内へ栄養素が吸収しやすくなり、胃腸を動かすためのエネルギーは少なくなり、疲れにくくなったり肌が綺麗になったり、睡眠の質が向上したりします。
睡眠とダイエットの関係についてはこちらの記事をご覧ください。
あまり噛まずに飲み込むと胃に必要以上の負担を強いることになります。
その結果、胸やけや胃もたれが起こりやすくなります。
そして吸収されにくい状態で腸へ送られるとせっかくのたんぱく質や脂肪が悪玉菌の餌になってしまい、腸内環境の悪化から肌荒れや便秘の原因にもなってしまいます。
歯並びが良くなる
これは子供の話ですがよく噛まないとアゴ周りの筋肉や骨が刺激を十分に受けられないので成長が促せず、そのためアゴが成長できず歯並びが悪くなってしまう恐れがあると言われています。
洋食を食べる機会が増えあまり噛まずに飲み込めてしまうので、これを読んでくれたお母さんお父さんは子供にしっかり噛んで食べるように言ってあげてくださいね!
残念ながら大人になってからだと歯並びが良くなることは難しいようです。
ちなみに噛み合わせが悪いと体全体が歪み、肩こりや腰痛、さらにはメンタルにも影響があるとわかってきています。
美容にも健康にも噛み合わせは重要なのでチェックしておきましょう。
こちらのサイトがとても分かりやすいのでぜひ噛み合わせチェックしてみてくださいね!
脳の活性化
しっかり噛むことで脳に様々な多くの刺激が送られます。
味覚や触覚だけじゃなくリズム運動としての刺激も脳に送られるんです。
その刺激量は手足や体からの情報量と比べても桁違いに多いと言われています。
高齢者がよく咀嚼した方がいいと言われているのは誤嚥防止というだけじゃなく認知症予防の側面もあるからです。
虫歯の予防
噛む回数を増やすと唾液の分泌量が増えるので口の中が清潔に保たれます。
虫歯予防もですが口臭の予防にも役立ちます。
また唾液は消化を助ける酵素も含まれていたり、味を感じやすくしたり飲み込みやすくしたり、非常に多くの役割があるんですよ。
ガンの予防
ペルオキシダーゼという酵素が食品に含まれる発がん性を抑えると言われており、ガン予防に役立つという研究結果がでています。
ちょっと専門的なページですが気になる方は是非読んでみて下さい。
まとめ
・咀嚼をしっかりすると痩せることに繋がる
・咀嚼には多くの効果があり美容にも健康にも良い
・噛み合わせをチェックすることも大事
・Mr.T的にはお米をしっかり噛む癖をつけることをおすすめするよ!