前回の【含有量まとめ】タンパク質を効率的に!含有量をランキングでチェックしてダイエット効果を上げよう!の続きです。
まだ読んでいない方はぜひ!
動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い
動物性タンパク質の特徴
・肉や魚、卵、乳製品に多く含まれている
・必須アミノ酸を多く含んでいる
・筋肉を作るためのロイシンというアミノ酸含有量が植物性よりも多い
・体内吸収率が97%
・消化吸収速度が速い
・食べすぎは腸内に毒素を作り出す
動物性タンパク質は体内吸収率が高いのが大きな特徴です。
そしてほとんどが必須アミノ酸を9種類も含んでいます。
筋肉をつけて体のラインを綺麗に見せたい方は動物性タンパク質を積極的に摂る方がいいかもしれません。
しかし動物性の方は脂質も多く含んでいる食品が多いので摂りすぎには注意が必要ですね。
食べすぎることで体内に毒素が作られ様々な健康リスクを負うことにもなります。
必須アミノ酸ってなに?
タンパク質を作っているアミノ酸には体内で合成できないものが9種類あると言われていて、その9種類は食事で摂取する必要があるんです。
この9種類を必須アミノ酸と言います。
体内で合成できる非必須アミノ酸の11種類と合わせて20種類。
これらが1つでも足りていないとタンパク質をつくることができないので本当にめちゃくちゃ重要なんです。
筋肉にもメンタルにもとても大切なので覚えておいてくださいね!
置き換えダイエットをしながらタンパク質も摂りたい方に♪【美穀菜 プロテイン・カフェオレ味】肉と魚のタンパク質の違い・特徴
同じ動物性でも肉と魚ではやはり特徴が違います。
簡単にまとめてみます。
・ビタミンB群、鉄分、コラーゲンなどが豊富
・鶏は脂肪少な目で栄養素的にも女性におすすめ
・豚は脂肪が多少あるが栄養バランスに優れている
・牛は脂肪が多いがモモ肉はタンパク質を多く含む
・肉と同等のアミノ酸スコア
・肉よりも消化しやすい
・DHAやタウリンなど健康に必要な栄養素も豊富
・カロリーも少ない
・100gあたりのタンパク質量はしらす干しが群を抜いてる
脂質の多さだけでみると鶏肉と魚を食べることがよさそうですが、豚肉も牛肉も大切な栄養素がしっかり入っているので偏りすぎないようにするのが大切です。
植物性タンパク質の特徴
・豆や豆腐など大豆製品に豊富
・動物性と比べて脂質が少ない
・食物繊維を含んでいる
・アミノ酸スコアは低め
・体内吸収率が84%
・消化吸収速度がゆっくり
・代謝をあげるためのナトリウムやカリウムが豊富
植物性タンパク質は脂肪燃焼効果が高いと言われています。
動物性と比べて脂質も少ないですし、代謝を上げたりホルモンバランスを良くしてくれたり量のわりに太りにくいのもダイエットしている女性にとってはうれしいポイントですね。
でもアミノ酸スコアは動物性に比べて低いものが多いですし、摂り方を工夫しないとタンパク質不足になってしまいます。
理想は動物性15%植物性85%
結論を言うとどちらもバランスよく摂ることが大切になります。
動物性に多く含まれる必須アミノ酸はタンパク質を作るうえで絶対に大切なものです。
かといって必須アミノ酸が一部欠如している植物性がいらないかと言えばそんなこともありません。
ポリフェノールを多く含みますし脂質が少ないから胃腸の負担も少なく、血流も良くしてくれます。
現在、動物性15%植物性85%というバランスが良いと言われています。
なんでもおいしいと感じられるくらいの割合、量が大切ってことですね。
40代50代女性にとってタンパク質はダイエットだけじゃなく健康にとって非常に大切です。
お肉、魚、卵、豆類など食べる量を1日トータル、1週間トータルである程度は把握しておくことがダイエットに役立つと言えます。
もし子育てや仕事が忙しすぎて覚えていられない!なんて場合はダイエット日記をつけるといいですよ!
ダイエット日記の有効性については以前記事を書いているので参考になさってみてください。
まとめ
・タンパク質には動物性と植物性がある
・動物性は必須アミノ酸が多く入っていて筋肉を作ったり維持したりするのに最適
・でも動物性は脂質も多いから食べすぎは注意
・植物性は食物繊維が入っていたり血流が良くなりやすい
・植物性は脂質も少ないから多く食べてもOK
・でも必須アミノ酸は少な目
・動物性、植物性ばらんすよく摂ることが大事!