ダイエットにプールが良い5つの理由
プール、水泳が痩せる理由は大きく5つあります。
・褐色脂肪細胞の活性化
・ストレス発散
・天候に左右されない
・体の負担が少ない
・心肺機能、筋肉が鍛えられる
それぞれ解説していきます。
①褐色脂肪細胞が刺激される
褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させる細胞です。
この細胞は生まれた時を100%とすると40代になるころには20%まで減ると言われています。
増えることのないこの細胞を刺激するにはいくつか条件があるのですが、その条件にあてはまるのがプール(水泳)なんです!
詳しくは以前のこちらの記事をご覧ください。
②ストレス発散
プールは普段の生活とはうってかわって水の中で動きますから、ちょっと非日常的です。
水中の運動はリラックス効果があることが証明されていますし、この非日常感が日頃のストレスを発散させてくれるんです。
ダイエットは多少なりストレスがかかりますから、うまく発散させることがとっても大切!!
ストレスを発散させれば暴飲暴食のリスクも軽減します。
③天候に左右されない
健康目的のプールは屋内にあることがほとんどですから雨でも泳げるのは大きなメリットです。
ウォーキングやランニングは雨が降るとやりたくなくなりますよね。
梅雨の時期なんかずっと降られるとせっかく身についたウォーキング/ランニング習慣が失われてしまいます。
でも屋内のプールなら身体を動かす習慣を維持できますし、モチベーションも天候に左右されにくいです。
いつも言っていますがダイエットは継続が大事ですから、こういう部分はダイエットに結構重要な要素となります。
④体の負担が少ない
40代でも昔のケガで足腰が痛かったり、心臓への負担を掛けられないという方はいらっしゃいますよね。
水中では浮力が働くため足腰、関節に掛かる負担が少なくなります。
なので関節痛に悩んでいる方でも動きやすいというのは大きなメリットです。
歩く走るで体のあちこちが痛い方でもプールならダイエットにばっちり!
⑤筋肉、心肺機能の強化
水中では水の抵抗がかかるので全身の筋肉を鍛えることができます。
さらにプールでの運動は低負荷の有酸素運動!
つまりプールで泳いだり歩くことは外で走るよりも負担が少なく体、心肺機能を鍛えることができるってワケです!
もちろんカロリーも効率的に消費することができます。
痩せるためには週に何回が理想?
週に1回~3回が理想とされています。
リラクゼーション、楽しむためなら月に1回2回でもいいかもしれませんが、ダイエット目的なら定期的に体を動かす必要があります。
最低でも週に1回、60分前後がお勧めです。
ちなみに運動すればするほど脂肪が燃焼されるかというとそんなことはありません。
1日で燃やせる脂肪は5%が上限と言われています。
言い換えるとエネルギーとして利用できる脂肪は5%しかないと言えるんです。
詳しくはこちらの記事をご覧になってみてください。
ダイエットに最も効率のいい泳ぎ方
どの泳ぎ方でも筋肉を使いますし有酸素運動にもなりますから、まず自分が楽に泳げる泳法をすればOK!
クロールやバタフライ、背泳ぎは多くのカロリーを消費すると言われています。
しかし全身の筋肉をこれでもかとフルに使うので体力がない、久々に運動するという方は翌日の筋肉痛やだるさが強めにでるかもしれません。
それがあまり強いとモチベーションの低下にも繋がるのでブレスストローク(平泳ぎ)が個人的にはオススメです。
ブレスストロークは上の3つと比べると消費カロリーや脂肪燃焼効果は低めです。
しかしその分長くプールで運動ができ、きつい筋肉痛にもなりにくいです。
プールに入っているだけでも体には水圧の刺激があり、軽く泳ぐだけでもちゃんと効果のある運動になるので、あまり泳法にはこだわらず楽しく長く継続できることを第一に考えてみてください。
ダイエットは継続的な運動習慣が本当に重要ですよ!
歩くだけだと痩せない?
さっきも言ったようにプールは入っているだけで体への刺激があり、褐色脂肪細胞は活性化します。
歩くだけでも筋力の向上に役立ちますし、十分ダイエットに繋がります。!
けれども痩せる痩せないは泳ぐにしても歩くにしても摂取カロリーの量、食事の質などが影響します。
せっかく気持ちよくプールで運動したのに消費した以上に摂取してしまっては意味がなくなってしまいますよね。
まあ筋肉は鍛えられるので姿勢が良くなったり引き締まったりはあると思いますが。
女性がプールダイエットする際のデメリット
ダイエットするのにプールはメリットが多いのは確かですがデメリットもやはりあります。
特に女性はそれが多め。
・お金がかかる
・骨密度の低下
・皮膚トラブル
・いろいろめんどくさい
これも簡単に解説していきますね。
費用がかかる
プールは自宅にはないですし、スポーツジムに通う必要があります。
プールのあるスポーツジムは安くても月に5,000円くらいかかります。
市民プールならもう少し安いでしょうけどどちらにしてもお金は多少かかります。
また水着を新しく購入したり、もし車で行くことになればガソリン代もかかってきます。
さらにお肌や髪をいたわるために保湿クリームやボディクリーム、ヘアオイルが必要になるかもしれません。
あれこれと経費がかさむのは避けられません。
骨密度の低下
プールでの運動は水の浮力が働くため、骨に対して衝撃が緩和されます。
これは関節痛などで悩む方にはメリットですが、骨密度の低下を招くデメリットにもなりえます。
皮膚トラブルや感染症
プールは塩素により消毒されていて、これはお肌や髪にトラブルを起こす可能性があります。
塩素が溶けたプールは皮膚を覆っている皮脂と呼ばれる油分を落としてしまいます。
その結果、乾燥やかゆみなどが起きてしまうんです。
また時間がないからと言ってプール後のシャワーを簡単にすますのも危険です。
塩素が皮膚に残っていると皮脂が酸化してさらに肌や髪を刺激してしまいます。
しっかり体を洗い流すことが美容美肌にとっても重要というワケです。
その他いろいろめんどくさい
結局ママさんにとってやっかいなのは時間。
プールに行くのも時間がかかる、行って着替えるのは家で水着着ていけば早いかもしれないけど、終わった後もシャワーやら髪を乾燥させたりだとか化粧したりなど手間暇が本当にかかります。
ぴーちくぱーちく騒ぐ子供と旦那さんの面倒を見なくちゃいけないママさんにとって1分でも惜しいはず。
プールダイエットはこれらのデメリットも考えなくてはいけません。